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『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』(原題: ''Kick-Ass 2'')は、監督、脚本による2013年のアメリカ合衆国の映画である。マーク・ミラーとジョン・ロミータ・Jrによる同名のコミック及び『''Hit-Girl''』を原作とし、2010年の映画『キック・アス』の続編である。前作の監督であるマシュー・ヴォーンはプロデューサーを務めている。 前作から引き続いてアーロン・テイラー=ジョンソン、クロエ・グレース・モレッツ、クリストファー・ミンツ=プラッセが出演する。 主要撮影は2012年9月7日から同年11月23日まで行われた。アメリカ合衆国では2013年8月16日、イギリスでは8月14日に公開された。 == ストーリー == 前作から3年後、キック・アスことデイヴは高校生に、ヒットガールことミンディは亡き父の親友マーカスに引き取られていた。デイヴは普通の高校生活に飽き足らず、再びヒーローとして活動しようと、ミンディの指導の下トレーニングを受ける。だが、実地訓練の場で危険な目に遭ったデイヴはミンディと仲違いする。そして、SNSを通じて知り合ったスターズ・アンド・ストライプス大佐が率いる自警団組織「ジャスティス・フォーエバー」の一員となり、彼らとともに売春組織を壊滅させるなど街で活躍する。 同じ頃、キック・アスに父を殺されたと逆恨みするレッド・ミストは、母を事故死させてしまったのをきっかけにマザー・ファッカーの名で新たな悪の組織を作り、凶悪なマザー・ロシアを初めとする悪人を集め、強盗や警官殺害など悪事を重ねる。 ミンディはマーカスに禁止されていたヒーロー活動をしていることがばれてしまい、普通の女子高生として生活するよう言い含められ、ヒットガールとしての自分を封印する。そしてマーカスに紹介された学園の「女王蜂」・ブルックのグループに入り、アイドルグループにときめく普通の女子としての生活に適応しようとする。しかし、彼女らに誘われたダンス部で、日頃の訓練の成果を生かしてダンスの才能を発揮したミンディは、内心彼女を見下していたブルックのプライドを傷つける。ある日ミンディは同じ学校の男子生徒に誘われデートに出かけるが、実はこれはブルックたちの策略でミンディをからかうための嘘の誘いだったことが分かり、彼女らに侮蔑されたうえ、林の中に置き去りにされる。惨めな思いでデイヴの部屋を訪れ、もう学校に行けないと落ち込むミンディを、デイヴはヒットガールである彼女は特別な存在であると慰める。落ち込みから復活したミンディは、ドレスアップしてブルックらの前に現れ、彼女たちの卑劣さを毅然と否定したうえ、嘔吐と下痢を起こす武器「ゲロゲリ棒」で攻撃し、大いに恥をかかせて復讐を果たす。 一方マザー・ファッカーの組織はキック・アスを憎むあまり、警察を買収して自警団活動を弾圧する。デイヴと性的関係を結んでいた自警団のメンバー、ナイト・ビッチを襲い、スターズ・アンド・ストライプス大佐を殺害する。そして、警察に身代わりで自首したキック・アスを名乗る男がデイヴの父であると知ったマザー・ファッカーは、留置場に収容中のデイヴの父を殺害する。 父の葬儀に出席するデイヴがミンディと語り合っているとき、突然刺客たちが彼らに襲いかかり、デイヴは拉致される。ミンディはヒットガールの封印を解き、デイヴを救出する。そして二人は、ジャスティス・フォーエバーの面々とともに武装して悪党集団のアジトを襲撃し、格闘の末に制圧する。マザー・ファッカーはキック・アスとの対決の末、自ら設営した人喰いザメの水槽に転落する。 戦いを終えたミンディは、マーカスの言いつけを破り殺人も犯した自分はもうこの街にいられないと言い、家を出て独り立ちすることをデイヴに告げ、彼にファーストキスを捧げて街を去っていく。ジャスティス・フォーエバーの活動は終わりを告げるが、デイヴは一人でトレーニングを続ける。エンドロールのあと、サメに四肢と性器を喰われたマザー・ファッカーが病院のベッドの上で生きていることがわかるシーンで映画は終了する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「キック・アス/ジャスティス・フォーエバー」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Kick-Ass 2 (film) 」があります。 スポンサード リンク
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